今日、ブログを開いてみました。

一応、意図することはいろいろあるのですが、
おいおいこのブログで書くこともあるかと思います。



とりあえず、簡単な説明をすると、僕は西洋史の研究をしています(現在は大学院生)。
当然、専門の分野もあるのですが、これについても書くこともあるかもしれませんが、
いまのところ話題にする予定はありません(特に隠す必要もないのですが)。
ペーペーとはいえ、研究活動を始めていまして、一応論文も書いたりもしているのですが、
学術論文というのは当然さまざまなルールがあり、思ったことを自由に書けるものではなかったりします。
もちろん筆者の力量がないせいもありますが・・・。
また、基本的には専門分野について論文を書くわけで、
その他のテーマで書くことはほとんどないわけです。



そこで、学術的ルールがなく、自由にテーマを選べる媒体はないかと考えていたところ、
ブログならコストもかからないし、スタイルは自分で作っていける媒体なので、
試してみる価値はあると思ったわけです。
本当のところ、新しい歴史学のスタイルを見つけることができるのではないかという
大それた考えもあったりするのですが、まあ、そのきっかけでもつかめたらいいかと思っています。



もうひとつ、このブログのタイトルに関してですが、
僕は「文化史」というジャンルに関心を持っています。
というか、「文化史家」としてのアイデンティティ
持っているといったほうがいいかもしれません。
これは僕の所属が文化史学科という名称であるせいも多いに関わっています。
このような特殊な名前の学科に属しているため、
「文化史」とは何かということを必然的に考えてしまします。
このブログはこの問題について考えるための媒体として使おうと思っています。



その過程で、「新しい文化史」、「新しい歴史学」の論じ方が
見つかるのではないかという期待を持っています。
この話題は今後も折に触れて、書くことになると思います。
そこで、タイトルはNew Cultural Historyという、
なんのひねりもないものにしました。



歴史学以外の刺激を受けた本なども
話題にできるといいかと思ったりしています。



あまり気負わずに進めていくつもりですので、
更新はゆっくりになると思います。



今回はこのへんで。